シティーハンター冴羽獠は、 国家権威にも属さず、もちろん悪にも対峙するアナーキーな存在。
獠は、いつもはへらへらしていて、女性の前ではでれっとしているけれど、たま~に数々の名言も残しています。
言葉は端的だけれど、獠が言うとすごくかっこいいのです。そんな冴羽獠の名言を集めてみました。
アニメシティーハンター冴羽獠の名言
アニメシティーハンターは全4シリーズ。シリーズごとに冴羽獠の名言をご紹介します。
シティハンターの名言
「報酬は既に受け取ってある、俺の胸に刻まれたお前との日々だ」
敵に撃たれて相棒の槇村秀幸が死ぬとき、獠に敵の仇を討つように依頼。獠が槇村の最期に伝えた言葉。
獠から2人で仕事をした楽しい日々を胸の中に共有していることを伝えられて、槇村はうれしそうに笑顔を見せて亡くなります。
私たちの人生にも、楽しかった日々や充実した日々を共有している人たちがいます。共有感、絆。そんなことを思い起こさせてくれる名言です。
槇村秀幸が死ぬときのシーンはこちら。
「俺には天使が付いているのさ。」
槇村から与えられた黒い右手に気をつけろをヒントに、槇村を撃った敵を倒したとき獠が言った言葉。
獠は槇村が残した敵を倒すヒントに命を助けられます。
私たちは、助けてくれる人がいて生きている、そんなことを思い起こさせてくれる名言です。
「残念だがごちそうを食いに来たわけじゃない。」「ある意味槇村は俺が殺したようなものだ、俺のそばから離れろ。」
槇村の仇を取り、妹である香に兄の死を伝えるさいの獠の言葉。
「来年のバースディは地獄で祝うことになるかも知れないぜ。」
敵から奪ったお金を持って自分の元を離れるように伝えたが、香が獠の相棒になることを決めるときに獠が香に言った言葉。
今後香は、危険な仕事の中で生きていくことになります。これから始まるストーリーの緊張感を感じるシーンでもあります。
「心が震えたときさ」
香に美女の依頼しか受けないの? と聞かれたとき獠が答えた言葉。心が震えた時には受けると答えました。
実際のところ獠は、海外のお偉いさんの護衛の依頼を受けることも多く、その場合はおそらく多額のお金で引き受けていますが、なんらかのきっかけで仕事を受けたり冴子からタダで仕事をさせられることも。
他の人の人生をプラスに支援できるとき仕事を引き受けているように思います。
「一人前の男にはちゃんと名前を呼ぶさ」
先生を守りたいと言う拓也君を一人前の男と認めて拓也と名前で呼んだとき。
大切な人を守ろうとするのが一人前の男性ですよね。しかし現実の世界では、守るフリ=強いフリをする人はいるけれど、いざというとき逃げてしまう男性も多くいるのではないかと思います。また守るフリ=強いフリもしない男性もいます。いやいやフリ位しろよって思います^^;。
「おれは御免だね、自分の運命から逃げているお姫様のナイト役なんて。でも君が戦うというのならオレはナイトになろう。」
「男は自分の身だけを守ればいいってもんじゃない、ときに命がけで愛する人を守らなければならない」
「オリンピックか世界一かもしれないが所詮は素人。 悪いが俺はプロの世界一なんだ。」
冴子の妹を守るさい、警視庁内の射撃名手に狙われたさい獠が言った言葉。
獠の銃の腕は、闇の世界も含めて世界一。そんな、どんな人にも負けない銃の腕というのがかっこいいですよね!
「俺は槇村と約束したんだ、必ずお前を助けるって。頼む行ってくれ。そうじゃないと俺は槇村に合わせる顔がない」
シティハンターの最終回で、爆発による巻き添えから逃げる際、逃げ口を失った獠が香に言った言葉。
香は獠を残して立ち去ることは拒否しましたが、獠が槇村秀幸と約束したんだという言葉でその場を離れます。
亡くなった人との約束って大事ですよね。亡くなった人から信用されているのですから。
シティハンター2の名言
男にはやることが2つある、女の子を愛することと友に恩を返すことだ。
昔、命を助けられた親友を助けるために向かうさい、獠が言った言葉。
人は人から何かをしてもらった場合、いつかその人に恩返しをしたいと思うものです。私にもそんな人が何人かいます。でも返すチャンスがないというのもありますが^^;
「受けた依頼は必ずやり遂げる。それがプロのプライドってもんだ。」
獠に迷惑をかけるからと依頼を辞めようとする依頼主に獠が言った言葉。
受けた依頼は、どんな犠牲を払っても、責任を持って最後までやりとげると約束してくれます。
そんな人だからこそ、信頼できるんですよね。
シティハンター3の名言
「そういう生き方をしている限り本当の男には出会えないな、もっと自分に自信を持つことだ。」
獠が好きになった依頼人の女性から、私と結婚すればお金も手に入るのよと言われ、獠が言った言葉。
お金だけを判断基準にするのは金銭至上主義とも言えますが、理由は自分の自信の無さから、外にある別の価値を振りかざしているのかもと気が付かされました。
「こいつ(銃)のおかげで何度も命を救われた、しかしそれと同じ数だけ人を傷つけた。」
銃がかっこいいから教えて欲しいという依頼人の女性に獠が言った言葉。
銃というのは本当に危険な道具なのだと感じさせるセリフです。私も銃を撃つ姿がかっこいい!と思ってた部類ですが、銃は危険で重いもの、そんな銃を操る獠はやっぱりかっこいいと思うのでした。
シティーハンター'91の名言
「俺を信じろ、俺の言うとおりにするんだ。」「信じてるわ冴羽さん」
爆弾を仕掛けられた女性パイロットに指示するさい、獠が言った言葉。
獠の人間性、力量、判断を信じるように言われて信じることにする女性パイロット。
獠の頼もしさを表す場面でもあります。しかし自分にそこまで信用できる相手というのは余りいないのではないでしょうか?そのような関係を築けることが人生の中でも最も重要なことではないかと感じさせます。
「俺は貴様(敵の殺し屋)の仲間でも正義感ぶった警察の手先でもない。俺はオレの思う通りに動くだけだ。」
殺し屋に同じ仲間じゃないかと言われて獠が言った言葉。
国家権威の警察組織は、いつも正しいとは限りませんし、正しくないこともあるし、何らかの別の権威に操られることもあります。そんなアナーキーが冴羽獠のかっこ良さなのですよね。
まとめ
シティーハンターには数々の冴羽獠の名言があります。
原作にも原作にしかないシーンや名言がありますが、アニメの方がやはりかっこよくおしゃれに描かれているなと感じます。
名言をまとめてみると、キザじゃない? と思えなくもないけど、冴羽獠が言うととってもかっこいいですよね。
シティーハンター冴羽獠の名言を再度確認したい方、いや他にも名言があるワという方は動画をぜひ観てみてください