槇村秀幸は冴羽獠の相棒、香の兄。
槇村秀幸はシティーハンターアニメ第1話~第5話で登場。第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースディ」で麻薬組織に銃で撃たれて死亡。
妹の香にシティーハンターの相棒役がバトンタッチされます。槇村は死亡後も、獠の元相棒として回想シーンを中心に何度か登場。
そんな槇村秀幸についてもっと知りたい!
槇村秀幸のキャラ紹介や、銃の腕前、獠との関係、死亡したシーン、香との関係についてまとめました。
槇村秀幸は今秋上映の「天使の涙(エンジェルダスト)」のキャラクター紹介に載っているためどのくらいかは分からないけど登場します!
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槇村秀幸の死亡シーンだけなら第5話だけでOK。槇村の出演シーンを全て見ておきたい方アニメ1話~5話を見ればOK。
槇村の死亡シーンや、セリフ、獠が仇を討つシーンは、アニメと原作では異なっているので、アニメだけしか見たことない方は原作も是非読んでおくと理解が深まります。
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Contents
槇村秀幸のキャラ紹介
シティーハン原作漫画より引用
- 名前:槇村秀幸
- 年齢:獠より上(年齢や誕生日は不明)
- 生い立ち:父親は警察官で子供時代父が連れてきた赤ん坊である香を妹として育つ
- 性格:真面目、冷静、妹思い、やや暗めで脱力気味、猫背
- 仕事:刑事を辞めてからは獠の仕事上の相棒。依頼人と交渉を行ったり、獠と一緒に闘ったりすることもある
- 得意技:刑事の経験があり銃を扱う
獠の相棒
槇村秀幸は元刑事で、銃を使うこともできます。
シティーハンター冴羽獠の仕事上の相棒で、新宿駅にある伝言板へ仕事の依頼を確認に行ったり、依頼人と会って依頼内容を確認して獠に伝えたり、現場の仕事に同行したり、犯罪者と1人で対応したりもします。
のちに獠の仕事の相棒となる妹の香と比較すると、かなり危険な場面まで食い込んで仕事をしています。
槇村秀幸には妹の香がおり「獠はすごい男だ。獠と一緒に仕事できる俺は幸せだ」と発言するなど、獠のよき理解者でもあり親友。
香との関係
槇村秀幸は香の兄ですが血のつながりはありません。
刑事だった父が、犯人を車で追跡したさい犯人が交通事故で死亡。母親がすでに亡くなっていたためにその娘であるまだ赤ん坊である香を引き取り、「今日からこの子はお前の妹だ」と告げて育てました。
槇村の父は、香の20歳の誕生日に母親の形見である指輪と共に真実を告げるつもりでしたが、5年後に死亡。槇村は父ができなかった、20歳の誕生日に指輪と共に真実を告げるつもりです。
実は、香には血のつながりのある実の姉がいます。
シティーハンターファンを自認している方の中でも、香に実の姉がいるということを知らなかった人もいるのではないでしょうか?
その中で、香は実の姉がいるとは知らないことになっていますが、実は本当のお姉さんがいることを知っていました。
そのことから香さんは、育ての父や兄が本当の父や兄ではないと気付いていた推測できるのではないでしょうか
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原作では18&19巻(184話~188話)
槇村秀幸の妹、香についてはこちらの記事を読んでくださいね。
獠との出会い
槇村秀幸は獠 とどこで出会ったのでしょうか?
それは香が高校生のころ。香は20歳のときに獠の相棒になったので、獠と香が出会う数年前ということになります。
女性に弱い獠は、とある悪女に嵌められて、報酬なしで高価な首飾りを盗む手伝いをさせられてしまいます。その様子を見ていたのが刑事である槇村と野上冴子でした。
槇村と獠 が出会ったのはシティーハンター'91 第12話「追憶の首飾り事件 獠と悪女と槇村と」という、獠が昔を思い出すシーンで描かれています。('91-第12話をU-NEXTで見る)
刑事を辞めた理由
槇村秀幸が刑事を辞めたのは、槇村が積極的に獠 と仕事をしたいと考えたからではないようです。
槇村と同僚の野上冴子が追っていた女性誘拐事件でおとり捜査が失敗して一人の婦人警官が殺されるという事態に発展。その責任を問われ警官を辞めたのです。
槇村秀幸死亡シーンは何話?
槇村秀幸の最期のシーンは、シティーハンター第5話「グッバイ槇村 雨の夜に涙のバースディ」で、いつも通りの槇村が仕事の依頼を受け依頼人の話を聞きに行きます。
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獠と槇村最後の会話
獠は、依頼人との打ち合わせ場所が危険な場所であることや、香さんの誕生日であることから、「打ち合わせはオレが行く」と申し出ます。
しかし槇村秀幸は、「依頼人との打ち合わせは俺の役割だ。それに公私混同はしたくない、仕事は仕事だ」と言って獠の申し出を断ります。
他に用事があるからと仕事を他人にお任せ!するなどの軽さがなく、かなり責任感が強いタイプのようで、やはり獠と相棒になるだけあるしっかりとした信頼できる男性のようです。
しかし、最終的には槇村はこの依頼人との打ち合わせの際、殺されてしまします。
そんな危険な場所になぜ槇村を一人で行かせてしまうのか疑問に思っていました。ちょっと!!獠さん、槇村に対して冷たすぎじゃない? 何かあったら困るからついていったらいいのに!!
しかし槇村は、実はかなりの腕の持ち主だったようです。例えば、敵が後ろから攻撃してきたときにはナイフで手に突き刺すなどの瞬時の判断力や腕力、命中力を備えています。
そのため獠がいなくてもある程度の場面ではかなりの対応ができる腕前のようです。
獠は槇村に護身用にと銃を手渡すが、「オレの腕はもうさびついている」と答えます。
名言
新興の麻薬組織である「赤いペガサス」から、ライバルとなる麻薬組織のドンの殺害を依頼されます。要は、赤いペガサスの仲間にならないか?という誘いです。
「君のその薄汚れた格好はどうだ?まるでどぶネズミだ。もっといいものを着、こういうところで食い、面白おかしく人生を過ごそうと思わんかね」
槇村秀幸は「オレの魂は高いぞ、ボロは来ててもお宅らみたく安っぽくはない」と答え、味方になることを拒否。
敵の二人が背後から銃で攻撃しようとしたさい、敵の利き手にナイフを突き刺し、「悪魔に魂を売る気はない」と答えます。
この2つのセリフは槇村名言とも言えるでしょう。そして槇村だけでなく獠の価値観を表しています。獠もまた、いつも赤いシャツと水色のジャケットという動きやすいからというのもありますがいつも同じ高くない服を着ていたからです。
赤いペガサスは、将来障害となる獠と槇村を殺害することにし、雨の中の帰り途中、槇村は赤いペガサスが依頼した殺人者に殺害されます。
死亡するときに獠に遺言を残す
銃に撃たれた槇村秀幸は、最後の力を振り絞って獠のもとに向かいます。最後の別れと、獠に危険を知らせるために。
赤いペガサスをもぎ取ってくれ。俺の依頼を受けてくれるな? 報酬はー
報酬は既に受け取ってある、俺の胸に刻まれたお前との日々だ。
亡くなるときに親友にお前のことはずっとオレの心の中にあるなんて言われたいですよね、そんな深い人間関係を築いてみたいです。
槇村は、香へ誕生日に渡すつもりだった母親の形見である指輪と、自分が居なくなった後の香を託します。
槇村の死を知る香
兄と獠3人で祝うはずだった誕生日に、2人とも帰ってこない、、もし遅れるなら連絡くらいくれるはず、連絡できない出来事が2人の身にあったのでは? 明らかに不安になる香。。
そこへ、槇村を殺した犯人を倒しすべての仕事を終えた獠が戻ってきます。
残念だがごちそうを食いに来たわけじゃない。
獠は、槇村から託された香の本当の母親の形見を槇村からのプレゼントとして渡し、槇村の死を伝えます。
香の20歳の誕生日は、兄である槇村の命日になったのです。
獠は麻薬組織から巻き上げたお金を、今後の生活費として香に渡し、自分のそばから離れるように言います。
香は、兄と暮らした新宿の街を離れるつもりはないと答え、
獠あんたには新しい相棒が必要よね。
と言い兄の代わりに獠の仕事の相棒になることにします。
来年のバースディは地獄で祝うことになるかも知れないぜ。
獠が香に槇村の死亡を伝え、このセリフを言ったとき、Get Wildのエンディングが超かっこよく流れます!
エンディングでGet Wildのエンディングが流れるタイミングが一番かっこいいのがこの槇村秀幸の死亡回であるアニメ第5話ではないでしょうか?
槇村秀幸の原作での死亡シーン
アニメでは槇村秀幸の死亡シーンは5話だけで完結しています。
しかし原作では槇村秀幸の死亡シーンは8話に渡り描かれており、敵ももっとひつこいですし、また赤いペガサスの上位組織である獠の育ての親である海原神もほんの少しだけ登場しています。
槇村の原作での死亡シーン
原作では、槇村の死に方がアニメとは異なっていたり、獠が敵への復讐を完結するには第6話~13話に渡り描かれています。
恐怖のエンジェルダスト、死のブラックリスト、ステキな相棒
反撃の微笑!、豚にはダイヤ!、将軍の罠、死の烙印、不死身の悪魔
アニメでは槇村が死亡するシーンは、腕が銃に変化する敵によって殺られたのは覚えているでしょうか? しかし原作では、エンジェルダストという曰くつきの薬を撃たれてた別の敵によって殺害されるのです。
また、僚は槇村が死亡した当日に全ての敵を倒していますが、原作ではそのときだけで倒すことはできず、のちに追っ手が追ってきたところを倒すというストーリーになっています。
アニメでは、原作のエンジェルダストに関する部分は描かれていないので話が変更されているのです
香の2人で敵を倒す
原作では獠と香2人で赤いペガサスを倒します。そういった意味では、獠と香が初めて力を合わせて敵を倒す共演シーンということになるかもしれません。
名シーン
シティーハンター原作引用
槇村秀幸が死亡し、獠が復讐を遂げるまでのストーリー8話の中で、アニメには描かれておらず、原作のみに描かれている中で特に名シーンだと思うのは以下のセリフを紹介。
獠がバイクを運転しながら香に言うセリフです。
おまえは今から女じゃない! おれの相棒だ!!おれもおまえを女とは思わない!!
胸キュン♡
胸キュンなセリフですよね。あぁなんか獠にこんなセリフを言って欲しい。もちろんそうはいっても獠はちゃんと女の子として扱ってくれるからです。
アニメでも香はボーイッシュな女性として描かれていますが、原作の方がより男前に描かれているんです。
そのため「お前を女としては扱わない!!」というセリフはアニメの香のイメージには合わないとして削除されたんじゃないかなと思います。
まとめ
槇村秀幸は、香の血のつながらない兄でもあり、シティーハンター冴羽獠の仕事上の相棒、獠をよく理解する理解者、親友でもありました。
シティーハンター第5話では、槇村秀幸と獠との名言や名シーンが数多く登場します。
槇村は、シティーハンター第5話で死亡してからは、回想シーンとしてのみ登場します。
槇村のアニメでのシーンを無料で見たい方はU-NEXTで。
槇村秀幸の原作を読んでおきたい方は、1話~13話(1巻&2巻前半)を。
槇村が死亡するシーンは原作とアニメとはかなり異なっていて、漫画の方が長い回数に渡って書かれているので原作漫画を読んでおくのがおすすめ。
1話~13話(1巻&2巻前半)を eBookJapanで読むことができますヨ。映画に備えてぜひ読んでおきたいところです。
ちなみに香の義理の兄は槇村秀幸ですが、獠にも育ての親がいます。その名は、海原神。今秋の映画「天使の涙」で敵役とのことなので、是非チェックしておきたいですね。