いよいよ、2023年9月8日(金)から、シティーハンター劇場版アニメ「天使の涙(エンジェルダスト)」が公開されました。
「天使の涙」には、最終章っていうくらいだからコレで最後? やっぱりスタッフさんもみんな平均年齢高そうだしね。
海原神と獠の対決シーンはすごい?
管理人はさっそく、上映初日である9月8日(金)の朝いちばんで映画「天使の涙」のを見てきましたので早速感想をレビューします。
ネタバレは一切ありませんのでご安心を。
Contents
劇場版シティーハンター「天使の涙」
劇場版シティーハンター「天使の涙」に携われた、スタッフさんをご紹介します。
スタッフ
シティーハンター映画「天使の涙(エンジェルダスト)」の原作や監督、声優さんたち。
監督や原作
原作:北条司
監督:こだま兼嗣
声優
声優さんは以下の通りです。
冴羽獠 | 神谷 明 |
槇村 香 | 伊倉一恵 |
槇村秀幸 | 田中秀幸 |
野上冴子 | 一龍斎春水 |
海坊主 | 玄田哲章 |
美樹 | 小山茉美 |
来生 瞳(キャッツアイ) | 戸田恵子 |
来生 泪(キャッツアイ) | 深見梨加 |
来生 愛(キャッツアイ) | 坂本千夏 |
ピラルクー | 関 智一 |
エスパーダ | 木村 昴 |
アンジー | 沢城みゆき |
海原 神 | 堀内賢雄 |
ゲストキャスト | 山里亮太 |
主題歌・挿入歌
主題歌・挿入歌共にTM NETWORK
カズレーザーと学ぶ。特別版! シティーハンター×シンレーザーと学ぶ。にTM NETWORKの小室哲哉さんが録画で出演。Get Wildが生まれた秘話を公開しました。音楽ってこうやって作るんだなって単純に興奮!
声優の神谷明さんも出演していて、シティーハンター秘話も聞くことができるのでファンは必見ですよ!
tverを見る。
映画「天使の涙」
ゲスト出演
キャッツアイ
キャッツアイは1984~1985年にTVアニメで2回にわたりシリーズ化された北条司の人気作品。
当時まだ小学校低学年の管理人ももちろん見ていましたよ。ただリアルタイムで見ていたのではなく再放送かも。
個人的な感想ではキャッツアイは男性のファンが多く、シティーハンターは女性のファンが多いと思うけど違うカナ^^;?
キャッツアイ3姉妹は、シティーハンターの1999年の映画「新宿プライベートアイ」でも参戦し、今回の「天使の涙」でも登場します。
前回よりも出番は多い感じでした、多分。
来年にフランスではキャッツアイのTVドラマ化がされるそうです。そのために、シティーハンターアニメ映画にも登場させたと言えそうですね。
フランスでは2019年にシティーハンターの実写版映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」上映されています。
実写版でのアクションシーンもCGも使ってコミカルに描かれていてなかなか必見の映画でもありました。
ルパン登場
またビックリゲストとしてルパン3世も登場しました。ただほんと少し登場するだけなので公式サイトでも公開されていませんでしたよね。
暗殺者チーム
海原神率いる暗殺者チームのウェットワークスのメンバーであるピラルクー、エスパーダとそしてもう一人。
冴羽獠の敵はいつも悪として描かれていることが多いと思います。
事前に出演が予告された原作の海原編を読んでいたのもあり、海原は戦争の狂気の中で善と悪が分からなくなってしまった悪人というイメージでした。
そのため「天使の涙」に登場する敵役のピラルクーやエスパーダも凶悪として描かれていると予想しました。実際、公式サイトのプロフィールにも、たとえ仲間でも命令なら命を奪うと書かれています。
しかしウェットワークスのメンバーは、海原からの命令があればもちろんどんな人物でも殺害するのですが、実際はピラルクーやエスパーダもそこまで冷血漢ではなく、自分のチーム仲間に対しては心が揺れ動いている姿が描かれています。
暗殺者チームのウェットワークス率いる海原神自身もまた、麻薬密売組織やエンジェルダストを開発する凶悪ではあるのですが、必ずしもいつも誰にでも悪として接しているわけではないことに気が付きます。
ピラルクーはかなりかっこいい男前な感じで描かれています。
エスパーダを見たときこのキャラなんか見たことあるなと思いました。これはアニメ2に出てくる銀ぎつねに似ているかもなと思いました。
アンジー
Youtuberを名乗る依頼人のアンジー。映画「天使の涙」では、主にアンジーの心の内を描く作品になっています。
アンジーが欲しい物はいったい何だったのか? でもね同じ女性としてアンジーさんの気持ちは分かるかな。
アンジーさんの生い立ちや心の内は今回の映画の中心になっているので、この辺について書くと映画の中心的な内容になるのでぜひ映画でご自身で確認してくださいね。
闘いのシーン
2019年の「新宿プライベートアイズ」では、新宿を舞台にして最新鋭の機械を敵として闘い、闘い方が過去より現代へバージョンアップされていてすごく面白かったです。
今回は、最新鋭の機械を扱う敵というわけではありませんが、暗殺者との闘いのシーンでは、やはり見ていてかっこいいなと思わせるものがあります。
銃や格闘の闘い方って誰がデザインするのでしょうか? 専門の方とかいるのかな。アニメでも映画でも毎回斬新な戦いのシーンが描かれていますよね。
闘いの際の銃や風を切る音など、映画館の中の音響で聴くことができるので臨場感たっぷりでした。
海原シーン
なかなか海原神が出てこない・・・と思っていました・・・
宣伝では海原神を全面に出していたので、海原神と獠の対決シーンがあるのかと思っていました。でも実際は海原神率いる暗殺チームと獠が闘うことになります。それは海原神と間接的に戦っていることになるのかもしれませんが。
シティーハンターの原作海原編では、海原神のやさしい面と、非情になる面と両方が描かれているのですが、映画「天使の涙」でも優しい面と、優しさを与えた人間への非情な面の両方が描かれています。
映画のお土産
北条司氏書き下ろしイラスト色紙
映画初日はすごい雨で、管理人はびしょびしょになりながら映画館に駆け込みました。ホントここまで来るので超大変だった・・・
映画館の入り口では、入場特典として北条司氏の描き下ろしイラスト色紙を配っていて少しうれしい気持ちになって心が和らぎました。
なんだかシティーハンター作品を愛する作者や監督さんや声優さなにゃらスタッフさんの思いを感じました。みなさんのファンの思いを感じました。
ムビチケで事前に購入して、グッズをもらうってことはできなかったけど、こんな風にビックリプレゼントがもらえるのはうれしいですよね。
お土産ショップ
映画の後に見た、シティーハンターのグッズ売り場です。普段余り、映画の後にグッズ売り場はいかないのですが今回は見てみました。
定番のキーフォルダーやバッチ?や面白かったのが、左下に見えますでしょうか? 新宿の伝言板の黒板が売っていました。買う人いるのかな^^; シティーハンターのお土産をゴソッと買ってった人もいましたよ。
「天使の涙」続編はある?
シティーハンターの映画化は最終章というくらいだからこれで最後かな。。と予想していました。
続編はある?
しかし映画の内容は、海原神と獠との直接対決ではなく、海原神率いる暗殺者集団と獠との対決が描かれています。
そのため映画「天使の涙」は、シティーハンターの最終回ではなく最終章、最後の章の始まりなのでは?と思いました。
獠にとって海原神は、飛行機事故から命を救ってくれた人で、ゲリラ部隊でも当然数々の日々の命の危険の中で助けてくれた人でもあります。そして現在の獠の銃を教えた人でもあります。
現在の獠というトップスイーパーがいるのは海原神のおかげなのです。
しかし、一方エンジェルダストを打たれて理性を失って戦わされたことやその後の薬物中毒が治るまでの苦しみや自分にそんなことをさせて海原神に怒りを感じる相手でもあるのです。
今回の映画では、獠の過去に触れなかったというのもあり、あまり獠の心の中の深さとかにもふれない感じでした。
次回作があり本当に最後の作品になるとしたならば、もっと獠がナンバーワンスイーパーになるまで銃や格闘を身に着けるまでや、獠と海原神との深い関係やエピソード、獠の深い心の内、獠と香の深いつながりを描いて欲しいなと思いました。
獠って表面はおちゃらけてるけど、中身は深くて、苦しい面を沢山持っている人です。なんかその辺を声優というよりか、声がなくても絵の表情だけで伝わるように描いて欲しいなと思いました。
還暦のシティーハンター!?
個人的には、私が子供のころ見ていたシティーハンターではなく、視聴者とともに年を取って60代になった獠や香、還暦の獠を見てみたいなと思います。
なんかその方が、過去のお決まりや、年齢や時代に縛られない自由な獠を描ける気がするし、過去の獠ではなく現代の私たちと共に生きる獠を見たい気がします。
もちろんファンの声にこたえるのが難しくて結果非難ゴーゴーになり失敗する可能性が高いので実現はできないでしょうが、個人的には渋くなった獠を見ていたいカモと思います。
まとめ
今秋の映画「天使の涙」では、海原神率いる暗殺者チームのウェットワークスのメンバーvs冴羽獠が闘う話になります。
海原神と獠が直接闘う訳ではないんですね。宣伝では海原神vs獠が闘うのかなと想像してしまい、なんだか紛らわしいのですが^^;
ということは「天使の涙」は、シティーハンターの最終章の始まりであり、最終回ではないと捉えることができます。
次回作があるかは、今回の興行成績や、平均年齢が高くなったスタッフさんたちのスケジュールが合うかなどに左右されるからということなのでしょう。
おすすめ記事
今秋の映画「天使の涙」には、映画を小説化したノベライズ版が出ていますので以下の記事を参考にしてくださいね。